Preferred Networks(プリファード・ネットワークス)
Preferred Networks(プリファード・ネットワークス)
何をする会社?
主な事業内容は3つ
①交通システム 自動運転・コネクテッドカーに関する研究
②製造業 ロボットや工作機械の研究
③バイオヘルスケア 医用画像の解析、血液によるガンの早期診断技術の研究開発
AIの一種でもある「深層学習」を用いた機械制御や医療診断の実用化に取り組んでいる。トヨタ自動車や日立製作所、中外製薬など幅広い業種と取引をしている。
会社の特徴
2006年に東京大学や京都大学の学生6人で立ち上げた検索エンジンの会社が前身。2014年に現在のPreferred Networksを設立。100人余りの社員の中で営業マンはゼロ。「下請け仕事はやらない」と宣言している。技術者の大半は20〜30歳で就職条件は「コンピューターに精通していること」
2018年12月18年現在、推定企業価値が2402億円(日本経済新聞)とされており、日本で唯一の「ユニコーン」(企業価値10億ドル以上の未上場企業)である。
強み
現在、トヨタと「ぶつからない車」を共同研究している。 他にも日立製作所や中外製作所などからも出資を受けており、幅広い業種にAIの技術を提供している。これからAI技術やIoTの発展が予想される中、日本有数の技術を持つPreferred Networksは日本社会のAI化に大きく貢献することが予想される。
感想
メルカリが上場を果たし、日本で唯一のユニコーンとなったPreferred Networksを取り上げました。今回ブログにした理由は日本経済新聞に日本のユニコーンの特集が組まれており、そこでPreferred Networksが取り上げていたからです。専門知識がないため、あまり深く調べることができませんでしたが、これから日本のグーグルとなる可能性をもった会社だと感じました。トヨタ自動車が115億円の出資、また日立製作所とファナック、Preferred Networksの三社で共同出資会社を設立したことからも期待が伺えます。
参考文献
- 日本経済新聞(2018/12/18)
- Preferred Networksホームページ(https://www.preferred-networks.jp/ja/)